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未病の始まりには鍼灸治療で早めのケアを

中国では古来から予防医学の原点として、未病という言葉が使われています。日本人にとっては最近になって目にしたり耳にしたりするような言葉の感覚もありますが、中国ではすでに2千年も前から医学書なった言葉です。未病を治すのも鍼灸治療であり、まだ本格的に悪くなる前に対処をします。毎日仕事ができるのも家族と幸せに暮らすことができるのも、1人1人が健康であってこそです。健やかな心身を維持するには、未病の時期をいち早くとらえること、そして鍼灸治療で改善をするのが良い対策になります。未病とは簡単に言えば、何かしらの軽度の不調を感じ病気に向かっているような状態です。冷えを感じやすくなったり疲労感が強くなったり、不眠やひどい頭痛で悩むなど、コンディションが低下する自覚症状があるなら、それは未病のサインかもしれません。毎年行う会社の健診結果も悪くないからと、自分で感じる不調の声から意識をそらすことなく、未病は早めのケアをするのが肝心です。

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